学生時代は小学校教育での導入が進むICTを活用した教育方法について探究するゼミに所属しており、卒業研究は現場で役立てられる内容にしたいと考え、福井県出身の故白川静博士が確立した漢字の体系「白川文字学」を学べるデジタル教材を作成。大学祭のときに子どもたちに使ってもらったところ、クイズ感覚で学べるので最初に興味を引きつけるのにはいい仕掛けでしたが、なんとなく分かった気になってしまう可能性も。使い方の工夫など教師の力量が問われると実感しました。今後は、効果的な教え方を分かっていらっしゃる経験豊富な先生方と協力して、子どもたちのためになるインタラクティブ教材をつくり、実りある授業を実践できるようになりたいです。
窪田 寛子 2015年3月卒業 公立小学校勤務


