コミュニケーション学科には教職課程が設けられており、すぐれた知識・技能と豊かな人間性をそなえ、次世代の英語コミュニケーション能力育成に携わる中学校・高等学校の英語教員を育成しています。
この教職課程では、教科に関する科目や教職に関する科目を履修するとともに、教育実習や介護等体験などを行い、中学校教諭一種免許状(英語)、高等学校教諭一種免許状(英語)を取得することができます。
※それぞれの免許を取得する際に必要な実習
(中) ...中学校教諭一種免許状、(高) ...高等学校教諭一種免許状
| 3年次 | 7月〜8月 | (中・高)介護等体験(5日間) 中学校・高等学校教諭一種の免許取得に必須の介護等体験。高齢者や障がい者を支援する社会福祉施設で介護等の体験をします |
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| 9月 | (高)教育実習Ⅰ〈高校〉(2週間) 仁愛女子高等学校で授業参観および授業実習を行います。 |
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| 4年次 | 2月 | (中・高)介護等体験(2日間) 盲学校・聾学校・養護学校などの特別支援学校での活動を体験し、「個人の尊厳」と「社会連帯の理念」に関する認識を深めます。 |
| 6月 | (中)教育実習Ⅱ〈出身中学校〉(2週間) 出身中学校で授業参観および授業実習を行います。 |
2週間の教育実習で2回の授業を受けもちました。なるべく英語で進めた方がいいと言われていたので、実践。でもそこに集中しすぎて指示があいまいになり、生徒が何をすればいいのか戸惑うことも。ちゃんと質問してくれたので助けられましたが、反省点になりました。また、私の声は後ろまで通りにくく、先生から「遠くに伝えるように話すと自然に大きな声が出るよ」とご指導もいただきました。今回の課題も含め、生徒が英語をより多く使える授業を心がけて、次回の実習も頑張ります。
仁愛女子高校へ2週間の教育実習に。生徒たちは素直で、つまらない授業をしているとつまらない顔をします。私は家庭教師の経験から、生徒の顔を見て授業を進めることができ、先生方に評価していただきました。難しかったのは授業の流れ。常に目的を考えること、目的のためにどんな導入にするか、といったアドバイスを受けました。最後には生徒たちみんなが手紙をくれて、先生を目指す気持ちもアップ。出身中学での実習でもコミュニケーションを大切に生徒をよく見てこようと思います。